ラウンジでのお触りを防ぐ方法と対処法を紹介!
自由な服装で、ノルマもなく働けることで人気の会員制ラウンジ。キャバクラに比べて、紳士的で落ち着いたお客様が多いというイメージから、「お触りのような心配はないだろう」と考えている方も多いかもしれません。
しかし、残念ながら、どれだけ高級なお店であっても、お酒の席である以上、心無いお客様に遭遇してしまう可能性はゼロではありません。
初めてナイトワークに挑戦する方にとって、「お触り」への不安は、お仕事への期待と同じくらい、あるいはそれ以上に大きなものでしょう。
この記事では、そんなラウンジで働く上での不安を解消するために、お触りを未然に防ぐための具体的な予防策から、万が一の際のスマートな対処法、そして受けたストレスを溜め込まないためのメンタルケアまで、ご自身の身を守るための「護身術」を徹底的に解説していきます。
目次
ラウンジでお触りはNG?
まず、大前提として、ほとんどの会員制ラウンジではお客様によるキャストへのボディタッチ(お触りは、明確な禁止行為とされています。
ラウンジは、キャバクラのような「接待」を行う場所ではなく、あくまでお客様が上質な空間でお酒と会話を楽しむ「社交場」です。お店側も、その品格とブランドイメージを維持するため、そして何よりも、大切な商品であるキャストの女の子たちが、安心して働ける環境を守るために、厳しいルールを設けています。
お客様も、そのお店のルールを理解した上で来店される、社会的地位の高い紳士的な方が中心です。そのため、キャバクラなどに比べて、お触りのような迷惑行為が発生する頻度は、格段に低いといえるでしょう。
しかし、それでもお酒の席です。酔った勢いや、キャストへの好意を勘違いした形で、ルールを逸脱するお客様が、残念ながら稀に存在することも事実です。大切なのは、「ラウンジだから絶対安心」と油断するのではなく、「万が一の際には、こう対処する」という、正しい知識と心構えを持っておくことです。
ラウンジでお触りされやすい女の子の特徴
悲しいことですが、お触りをされやすい女性には、いくつかの共通した特徴が見られます。裏を返せば、そうした特徴を理解し、ご自身の振る舞いを意識することで、未然に被害を防ぐことができます。
一つは、気弱で、NOと言えなさそうな雰囲気を持っていることです。自信がなさそうに、おどおどした態度で接客していると、お客様から「この子なら、少し触っても怒らないだろう」と、軽く見られてしまう可能性があります。
また、ラウンジで働き始めたばかりの新人であることも、狙われやすい特徴の一つです。業界のルールや、お客様との距離感がまだ分かっていないため、ターゲットにされやすいのです。
さらに、お酒に弱い、あるいは酔うと無防備になってしまう女性も注意が必要です。お酒の力を借りて、大胆な行動に出てくるお客様もいるため、自分のペースを守って飲むことが、身を守ることに繋がります。
これらの特徴に共通しているのは、お客様に「この子なら、許してくれるかもしれない」という隙を与えてしまう、ということです。
ラウンジで触ってくる男性の特徴
では、ルールを破ってまでお触りをしてくるのは、どのような男性なのでしょうか。その特徴を知ることで、危険を事前に察知し、距離を置くことができます。
最も多いのは、シンプルにお酒に酔っぱらって、気が大きくなっている男性です。アルコールによって理性が麻痺し、普段はしないような、馴れ馴れしい行動に出てしまいます。
また、キャストからの好意を、自分に気があると一方的に勘違いしてしまい、「これくらいは許されるだろう」と、行動をエスカレートさせてしまう男性もいます。
さらに厄介なのが、キャストを試すような行動をしてくる男性です。わざと少しだけ体に触れてみて、その反応を見て「どこまで許されるか」を探ってきます。ここで曖昧な態度をとると、相手は「もっと大丈夫だ」と判断し、徐々にお触りをエスカレートさせてくる可能性があります。
これらの特徴を持つお客様が席に来た際には、「少し注意が必要かもしれない」と、心の中で警戒レベルを一段階上げておくと良いでしょう。
ラウンジでのお触りを防ぐ方法
最も重要なのは、お触りをされてから対処するのではなく、そもそもお触りをさせない状況を、自ら作り出すことです。ここでは、接客のシチュエーション別に、具体的な予防策をご紹介します。
カウンター越しで接客する場合
カウンター席は、お客様との間にカウンターという物理的な障害物があるため、最も安全な接客場所といえます。しかし、油断は禁物です。お客様が身を乗り出して、手を伸ばしてくる可能性は常にあります。カウンター席では、常に少し後ろに重心を置き、お客様との間に一定の距離を保つように意識しましょう。ドリンクを作る際なども、必要以上に体を前に乗り出さないように気をつけることが大切です。
テーブルで接客する場合
ボックス席などのテーブルで接客する場合は、座り方が非常に重要になります。お客様の真横にぴったりとくっついて座るのではなく、少しだけ斜めに向かい合うような位置に座るのが基本です。
これにより、お客様との間に自然な距離が生まれ、手が伸びてきにくい状況を作ることができます。また、ご自身のハンドバッグや、クッションなどを、自分とお客様の間にさりげなく置くことも、物理的な壁として有効なテクニックです。
個室で接客する場合
VIPルームなどの個室での接客は、他のお客様の目がないため、お客様も気が大きくなりやすく、最も注意が必要なシチュエーションです。必ず、出入り口に一番近い席に座るようにしましょう。
これにより、万が一の際に、すぐに部屋の外へ出て、助けを求めることができます。また、常にドアが少しだけ開いている状態を保ったり、定期的におしぼり交換などで黒服スタッフに入ってきてもらったりと、完全に二人きりの密室にならないような工夫も重要です。
ラウンジはお触り厳禁!それでも現れるお触り客への対応は?
予防策を講じても、万が一、お客様がお触りをしてきた場合。その場でパニックにならず、冷静に、そしてスマートに対応するための、具体的な対処法をレベル別にご紹介します。
【効果的な対応】
- ハキハキと毅然とした態度で接客する
- 目をしっかり合わせて接客する
- 不必要な下ネタをできるだけ避ける
- 膝同士をくっつけて、体の距離を少し離して座る
- 姿勢よく座って気弱に見せない
- 相手の手を握って動きを封じる
- トイレに行くふりをして黒服に注意してもらうよう促す
- 笑いながら注意する
- お触り一回ごとにボトル1本を要求する
- ひどい場合は黒服にチェンジしてもらう
具体的な対処法を確認していきましょう。
①ハキハキと毅然とした態度で接客する
まず、接客の基本姿勢として、常にハキハキとした口調で、自信のある態度を心がけることが、お触りをさせないための最も効果的な予防線となります。
気弱でおどおどした態度は、「この子なら大丈夫だろう」という隙を相手に与えてしまいます。背筋を伸ばし、堂々と接客するだけで、お客様もあなたを軽々しく扱えない、と認識します。
②目をしっかり合わせて接客する
お客様と話すときは、恥ずかしがらずに、相手の目をしっかりと見て話すようにしましょう。目を合わせることは、自信と、誠実さの表れです。
うつむきがちに話していると、自信がないように見え、舐められてしまう原因になります。しっかりとしたアイコンタクトは、「私はあなたと対等な立場で話しています」という、無言のメッセージとなるのです。
③不必要な下ネタをできるだけ避ける
お客様との会話の中で、多少の下ネタで盛り上がることもあるかもしれません。
しかし、それに過剰に乗りすぎたり、自ら下品な話題を振ったりするのは、相手に「そういう話題が好きな子なんだ」「もしかして、OKなのかな?」という勘違いをさせてしまう原因になります。ユーモアのある切り返しで軽く流す程度に留め、品位を保つことが重要です。
④膝同士をくっつけて、体の距離を少し離して座る
テーブル席での物理的な防御テクニックとして、非常に有効なのが「膝を閉じて壁を作る」ことです。
両膝をぴったりとくっつけて座ることで、お客様が足や手を間に滑り込ませる隙を与えません。また、お客様との間に、こぶし一つ分でも距離を空けて座ることを意識するだけで、手は届きにくくなります。
⑤姿勢よく座って気弱に見せない
背中を丸めて、猫背で座っていると、自信がなく、気弱な印象を与えてしまいます。常に、頭のてっぺんから糸で吊られているようなイメージで、背筋をすっと伸ばして座りましょう。
美しい姿勢は、凛とした、近寄りがたいオーラを生み出し、相手に「この子は、しっかりとしたプロだな」という印象を与え、軽率な行動を抑制する効果があります。
⑥相手の手を握って動きを封じる
もし、お客様が太ももなどに手を伸ばしてきたら、その手を、ご自身の両手で上から優しく包み込むように握ってしまう、という高等テクニックがあります。
そして、「〇〇さんの手、すごく大きいんですね!」などと、全く別の話題にすり替えてしまいます。これにより、相手の行動を物理的に封じつつ、場の空気を壊さずに、スマートに危機を回避することができます。
⑦トイレに行くふりをして黒服に注意してもらうよう促す
お触りがしつこく続くようであれば、我慢する必要はありません。「少し、お手洗いに行ってまいります」と、にこやかに言って席を立ち、お店の黒服スタッフに状況を報告しましょう。
その際、「お客様の気分を害さないように、〇〇さんが触ろうとしているグラスを下げにいくふりをして、さりげなく注意してもらえませんか?」というように、具体的な対処法をお願いするのがスマートです。信頼できる黒服は、必ずあなたの味方になってくれます。
⑧お触り一回ごとにボトル1本を要求する
これは、ユーモアのセンスと、お客様との関係性が問われる、上級者向けの撃退法です。
もし、お客様がお触りをしてきたら、笑顔で「もう、〇〇さん! 女の子に触るなら、シャンパン1本おろしてくれないとダメですよー!」と、冗談っぽく言ってみるのです。これにより、「お触りは、それくらい価値のある(高価な)行為であり、タダでは許しませんよ」というメッセージを、場の空気を壊さずに伝えることができます。
⑩ひどい場合は黒服にチェンジしてもらう
注意をしても、お触りが止まらない。あるいは、明らかに悪意のある、悪質な触り方をしてくる。そういった場合は、もはや我慢の限界です。
すぐに席を立ち、黒服に「お客様から迷惑行為を受けているので、席をチェンジしてください」と、はっきりと伝えましょう。あなたの安全と尊厳が、何よりも最優先です。優良なラウンジであれば、必ず迅速に対応し、あなたを守ってくれます。
お触りを未然に防げるお店の選び方
黒服スタッフの質と数
優良店は、フロア全体に常に目を配れるだけの十分な数の黒服を配置しています。スタッフは、女の子の小さなサイン(表情の変化や特定のジェスチャーなど)を見逃さず、トラブルの芽を未然に摘むための教育を受けています。フロアを頻繁に巡回し、女の子が困っていないか常に気にかけてくれるお店は信頼できます。
明確なルールと厳格な入店管理
お店の公式サイトや面接時に、「お客様による迷惑行為は固く禁止しております」と明言しているお店は、女の子を守る意識が高い証拠です。また、会員制を厳格に運用し、お客様の身分や紹介者をきちんと確認しているお店は、客層が良く、トラブルが起きにくい傾向にあります。
体験入店(体入)での徹底したヒアリング
体験入店は、お給料をもらいながらお店の雰囲気を確認できる絶好の機会です。その際に、「もし、お客様からお触りのような行為があった場合、お店としてはどのように対応していただけますか?」と、勇気を出して質問してみましょう。
その時の黒服の回答が、「しっかり守りますよ」という言葉だけでなく、具体的な対応フロー(例:「すぐに席を離れて報告してくれれば、我々が対応します」など)を説明してくれるかどうかが、お店の信頼度を測る重要な指標になります。
専門エージェントからのリアルな情報
ラウンジ専門のエージェントは、各店舗の内部事情やセキュリティ体制、実際の客層といった、求人情報だけでは分からない「生の情報」を把握しています。
エージェントに相談し、「安全性を最優先したい」と伝えることで、トラブル報告が少なく、女の子を大切にする優良店を紹介してもらうことが可能です。これが、安全なお店を見つけるための最短ルートとも言えるでしょう。
ラウンジでのお触りはNG!しっかり対策しよう
お触りへの不安は、夜のお仕事を始める上で、誰もが感じる自然な感情です。しかし、正しい知識と対処法という「鎧」を身につければ、その不安は、自信へと変わります。
そして、その「鎧」をより強固なものにしてくれるのが、「お店」という存在です。お客様の質が高く、スタッフの教育が行き届き、そして何よりも、女の子の安全を第一に考えてくれる。そんなお店で働くことが、お触りというリスクを回避するための、最大の防御策となるのです。
「お触りなどの心配がなく、安心して働ける優良ラウンジを知りたい」 「万が一の時に、しっかりと守ってくれるお店で働きたい」
もし、あなたがそうしたお店選びに悩んでいるなら、ぜひ一度、ラウンジバイトにご相談ください。私たちは、数多くの会員制ラウンジの内部事情や、お店のセキュリティ体制、客層などを熟知した、ラウンジ専門のエージェントです。
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10年以上港区を中心にラウンジ・キャバクラ・クラブ・ガールズバー紹介していた経験からライターに転身。
ナイトワークで働く女性の悩みや知りたいことに誰よりも知見があります。
この経験を活かし、少しでもナイトワークに興味を持って頂けると幸いです!